投資のカモから抜け出す方法

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情報に踊らされてカモになるな

株式や為替の世界では、ネットやテレビ、新聞といったメディア媒体で投資銀行の偉い人、経済アナリスト、自称投資家等々様々なジャンルの人がさも真実かのようにマーケット分析をして発言している。もちろん、相場の分析には様々な見方があって良いだろうから、そこは問題ない。

問題があるとすれば、それは聞き手(あなた)側のことなのだ。情報弱者(情報を自分で判断することに慣れていない人たち)は、それっぽいメディアや著名人が発信した内容を鵜呑みにする傾向がある。自分がそうだと認識していなくても、実際にはそうかもしれない。

こんな経験はないだろうか。

例えばネットでそろそろ日経平均が暴落するという話が蔓延していたとする。自分自身は買い目線(上昇する)だとしても、このような情報を多く目にしていると、知らず知らずのうちにバイアスがかかり自分も株価が下落するのではないかと考えてしまうということだ。実は、こういうトレーダー(カモ)が多いから勝てるトレーダーに資金が流れていくのである。

どうだろうか。思い当たる節はないだろうか。

アナリストの予想はあてにならない。トレードは全て自分の責任である。情報やニュースを鵜呑みにしてはいけない。信じても信じなくてもいけない。 要は、全く無視することなのだ。

ニュースやネット情報では勝てない

一般的に巷でトレードに関して言われてることは、正しいのですが、全部前提が抜けているということ。(勝率が低い手法なら)損小利大、(勝率が高い手法なら)、損大利小。(勝率が低いから)資金の2%未満で取引するとか、、

勝率が高いなら、もっと資金を使って回した方が儲かりますから。とまあ、ほとんどの人が自分で考えずに、ニュースやネットで見たり聞いたりする知識をそのまま使うから勝てないんです。バットの持ち方を習っただけで、プロ野球で打てないですよね。自分で練習を繰り返し繰り返し、また繰り返すのです。

トレードは、自分で考えないと勝てません。だから、10%のトレーダーしか勝てないんです。

繰り返しますがトレードで信じられるのは、ただ自分自身だけなのです。

値ごろ感に踊らされてカモになるな

FXでも株でも下落が続いて底を打ったと判断し、安くなったからそろそろ買いで入ろうか。そんな人が多いのではないか。
相場の底を当てるなんて芸当は誰にもできない。ましてや、まともに勝てないトレーダーならなおさらだ。

相場で長生きする基本は流れに寄り添うだけ。勝つには、流れに逆らっては絶対にいけない。動きの初動に乗っかるだけだ。

トレードでは順バリや逆バリというものがある。聞いたことがある人も多いはずだ。順バリはトレンドに沿うこと。逆バリはトレンドに逆らうことだと勘違いしている人がいる。それは全然違う。

逆バリも順バリなのである。逆バリは、順バリの途中で起きる押し目や戻しでエントリーすることなのだ。つまり、逆バリも順バリの一種なのだ。つまり、トレードはトレンドに従う順バリを前提にしていることを理解しているだろうか。

あなたが、円高になっている状況でロングで入りたいなら手法に従うのだ。手法でロングをするなら問題ない。
値ごろ感トレードは時間と金の無駄だ。感覚で相場を当てるトレードは熟練者だけに許されたトレードだ。普通に勝てないなら手法に従い地道にコツコツとトレードするのだ。

カモにならないために何をするべきか

初心者がFXを勉強するときって何から始めれば良いか悩むはず。
だったら、本を読み漁るところから始めて下さい。投資本って高いんですが、(大部分の)使えない(使いにくい)ネットでの情報とは違うので、絶対に読むべきです。本は読んでも勝てないですが、読まないと勝てません。※誰かから習うなら別ですが、、

手法の話と被りますが、本を読んで手法を学ぶのではなく、全体的な考え方を身に付けるのです。手法は、そのあとに自分で作るのだから。このブログでもいずれ、初心者の時にためになった本を紹介します。

まずは、FXの全体像とかローソク足の読み方とかを勉強することになるわけですが、それは本屋によくある入門書で十分かな。あくまで、入門書なんで読んでも全く何も知らない人よりは知識がある程度。勝つのは数年後ってことは常に念頭に置いてください。本当に厳しい世界ですから。

その後は、デモトレードで繰り返し遊んでみて、最低でも連続で三ヶ月は勝ち越せるようになってから、本番トレードをするようにしましょう。並行して入門書を読み終わったら、パンローリング社の本を色々と読み漁る。そして、ほかの分野も本も読み漁る。そして、物事の本質が分かり始め、トレードでも結果がついてくる。

ある程度、トレード経験と本を読み進めて知識を貯めていくと、トレードと知識が1つになるタイミングがきます。まずは、そこを目指しましょう。レベルは急に上がります。パンローリング社の本で良かったのは別記事で紹介します。

FXは「ミーム」の影響を受けるな

「ミーム」という言葉を聞いたことあるだろうか。知らない人が多いだろう。


FXで勝つにはこの「ミーム」が邪魔になるということを知ってほしい。

ミームというのは、人類を進化させる遺伝子以外の遺伝情報と広義では定義付けられているものだ。

つまり、簡単に言うと普段の生活の中で、他人や本やメディアから伝えられて、進化させられるような遺伝情報である。人は生まれてから様々な情報を得て進化する。生まれてすぐから親に育てられる。一般常識を習う。

たとえば、高いものは買うな、安いものを買えと言われ、子供時代を過ごす。好きなオモチャも買って貰えない。
しかし、FXにはこのミームは通用しない。

あなたは、ミームを前提にしてトレードをしていないだろうか。

ミームでは勝てないことを知ってほしい。

そもそも勝ち組ってなんだろうか

みなさんが、目指すFXでの勝ち組ってなんでしょうか。

大金を稼いでお金持ちになることですか?

トレードで勝てるようになることですか?

pipsを積み重ねることですか?

トレードの勝率が高いことですか?

お金を稼いで、自分の夢を叶えることですよね。私は、FXが好きなので、トレードのことを色々考えるだけでも楽しいですけどね。

で、初心者が勘違いしやすいので予め言っておきますが、pipsを稼ぐのも勝率が高いのも手法によるので関係ありません。同じことを繰り返して稼いでるのであればそれが唯一の正解なんで、結果、お金が増えていれば、自分の目指す勝ち組(稼いで自分の夢を叶える)に近づいていると言えます。

巷の商材で、勝率が高いとか簡単に稼げるとかありますが、手法によって、そのあたりはどうにでもなるので、騙されないように気を付けましょう。そもそも商材を読んだ位では簡単に稼ぐのは無理だと断言します。

何度も倒されないと、勝ち続ける力は手に入りません。

FXは誰でも勝てるわけではない

FX(投資)は誰でも勝てるのでしょうか。少し厳しめな言い方をすると、無理だと考えています。なぜかというと、多少は数字にも強くないといけないし、手法を検証したりする繊細さや根気も必要です。さらに、FXが好きで仕方ないという情熱が溢れていないと勝ち組までの長い道のりを歩いていけません。途中で心が折れてしまいます。

その条件を満たし、資金も枯渇してない状況で、運良く自分の性格に合うような手法を作り出せ、手法を自分の体の一部に落とし込んでからが、ようやくスタートラインだと言えます。ほとんどの人が、そのスタートラインに立つ前に止めてしまうことでしょう。

手法というのも、ある程度勉強をして、知識を溜め込んでいなければ作れないし、多少機転が効かないとだめ。自分自身を振り返ると、やはり勝つには相当量の勉強と練習と多少の(手法を閃くという意味で)運の良さが必要だと断言できます。偉そうに聞こえてしまいますが、自分が超えてきた道を全員が通れるとは思えないからというのもあります。

イメージとしては、学んだ知識が一つになり、自分の一部に手法を落とし込んで、そこから2段階位レベルアップすると安定して勝てるようになるような感じです。まだ、勝ててない人には伝わらないかもしれませんが、そんな感じなんだと受け止めて貰えばと思います。

やっぱり、努力しないと稼げない

どんなスポーツであれ、事前に沢山練習を行い、試合にでるものだと思います。いきなり試合に出て勝てる人は稀です。でもFXは、上がりそうなのもを買うと下がりそうなもの売るの2択なのでなんとかなるんだと思っている人も多いのだと思います。 そして、優位性がある手法を手に入れる(あるいは優位性があることを確認する)には、何回もトレードを行い自分で検証するしかないんです。でも、本番でやれば損が出ますし、デモトレードでは検証出来る数がリアルタイム進行なので圧倒的に少ないんです。

だから、以前の記事でも書いたとおり、FT3みたいな検証ソフト(過去トレード分析ソフト)で、取引を行い、自分だけの手法を手に入れる努力をするのです。たった1つの手法で十分です。たった1つの手法を極めるだけで、十分なんです。 検証ソフトを使うといかに自分のトレードが駄目か分かると思います。よく、この技術で本番環境でトレードしていたなと。優位性がある技術を身に付けると、逆にそれ以外の状況で怖くて取引が出来ません。

あなたにFXの才能があるかは誰にも分かりません。でも、努力しなければ、勝てるようになるのは無理です。ぜひ、FXという種目で良い結果を残せるように楽しみながら、努力して貰えればとなと思います。

では、また次回。

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