FXの難しさは、勝てるようになってからも常にある。
初心者は手法が出来れば勝ち組になれると思っているかもしれないが、そんなに甘くはない。勝ち越せるようになってからも自分の欲と戦わなくてはならないのだ。
優位性を持った手法を磨き上げると、当然だが、資金は増えるだろう。勝率や手法によらず、多少の波はあるものの綺麗に右肩上がりに増えていく。
しかし、人は欲深い。勝てるようになりたかったはずなのに、勝てるようになると更に勝ちたいと願う。
これは、手法を磨くこととは異なる。
例えば、獲得pipsを増やすために、普段よりリスクを高めに取り始める。つまり、自分のルールが完成する前に、完成する前提でエントリーするのだ。
それは、勝ち越せるだけでは飽きたらず、更なる利益のため、自分が相場を支配しているかのようなトレードをしてしまうというわけだ。調子が良いから勝てるだろうと。
相場は甘くない。いや、厳しくもない。ただ、いつもと同じようにそこにあるだけだ。その相場から稼がせて貰うために僅かな優位性で勝ち越せるだけなのだ。それだけである。
FX初心者であるサラリーマンや主婦も優位性のある手法の意味を理解すれば、繰り返すことで利益を出すことは出来るだろう。ただ、それを繰り返し続けるのは本当に難しい。自分の欲こそが最大の壁なのだ。
更に稼げるのではないかという可能性を自ら放し、自分の手法だけで稼ぐのだ。欲を放さなくては、欲に食われる。
稼ぎ続けることに意味がある。
FXは宝くじじゃない。もっと奥が深い楽しいものだ。
では、また次回。
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