FXで勝てるようになるまでの話(2)

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前回の記事に続き、FX初心者時代の話をさせて頂きます。

デイトレードという本を読んだことにより、FXで勝つには、まず「手法」というものが必要であるということを理解しました。初心者は、メンタルよりもテクニカルなんだ。と勝手に理解し、テクニカルに関する本を読み漁りました。それまで、漫画以外の本なんて一切読まなかったのに、読書漬けの日々です。

前述のとおり、メンタルが必要になるのは、テクニカル分析(手法)ができてからで良い。メンタル強化は、その手法を守り続ける時に必要になると、当時の私なりに解釈していました。

そこで、高勝率トレード学のススメや投資苑といった王道の投資本を何回も読みました。本なのに結構良い値段するんですよね。他にもその時点でよくある王道の投資本(名著)を20冊は読んでいたはずです。一番最初に読んだゾーンと比べると他の本のが読みやすかったのと、何冊も読み続けた結果、投資への向き合い方や勝つための考え方の基本(共通項)をなんとなく理解することは出来てきました。

あくまで机上の空論というか、本に書いてある知識を表面的に理解していたという程度にはなりますが。何十冊か読んでいると、どの本も同じような事が書いてあることに気が付きます。また、この話かというような感じでした。

私もこのブログでよく書いていますが、例えば、手法とは簡単というかシンプルなもので良いとか、手法を何回も繰り返すことで資金が増えていくとか、資金管理が大切であるとか、リスクリワードと勝率(プロフィットファクター)の関係性が大切であるとか、、、他にも何個もありますが、投資本って分厚い本の割には、同じような事を繰り返し書いてあるんだなと当時感じていました。

でも、色々な投資本を読み漁り、テクニカル分析の基本や投資本に書いてある手法を使っても、なかなか動いているチャートで的確に判断してトレードすることは出来ませんでした。これだけ勉強しているのに、なぜローソク足の動きが読めないんだと悔しいというより、もはや意味が分からなくて不思議でした。相場って、一体全体なんなんだってな感じでした。

手法を繰り返せば勝てることは分かっているのに、肝心な手法がどう考えても思い付かない状況。というより、そもそも手法の意味をよく理解できていませんでした。

もちろん、過去のチャートを見て、こうだからこう動いているんだよなってのはなんとなく理解できていましたが、動いているチャートに対して手法を使うということが、不可能ではないかと感じていました。

しかし、大した成長も無いまま、FXを初めてから1年程は、チャートを見続けながら投資の本を読み続ける生活を続けていました。この時期は、自分自身が本当に成長できているのか全く分からなかったです。今思えば少しずつ成長していたってことが分かるんですが、当時は自分で成長しているかどうか分からないんですよね。相場は、学校のテストと違って、勉強しても成長したものがそのまま結果に出る世界ではないですからね。

このあたりで、FXや相場からリタイアする人が多いのだと思います。

続きは、また次回。
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