FXで勝てるようになるまでの話(7)

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今回も前回に続き私がFX初心者時代の話をさせて頂きます。

前回は手法の軸が定まってきた所まで話をさせて頂きました。様々な思考や経験則から私の手法の軸はインジケーターを使用せず、ローソク足の4時間足のみ、リスクリワードが1:1で勝率が50%以上。かつ、チャートパターンを利用した手法を開発するということにしたのです。

もはや日課となっていたフォレックステスターでの検証を繰り返しながら、有効なチャートパターンを主軸にした手法を考えていたのですが、やはりここまで絞って手法を探しても大したアイデアを考えることができませんでした。

その時点で投資関連の本も100冊以上は読破していました。それでも、なかなかこれだという手法が思い浮かばなかったのです。
そんな検証ばかりの日々が経過していたある日、風呂に入りながらいつものようにチャートの事を考えていたら、急にある手法を思い付きました。まるで今まで勉強していた知識の点と点が全てひとつの線で繋がるような感覚とも言えました。これは大げさではなく、本当にそのような感覚でした。

そのあと読んだ梅原大吾さんの「勝負論」という本の中に、同じようなことが書かれており、成長するときにはそのような経験をするものなのだと知りました。※成長のレベルが全然違うことは承知しています。読んでいない方は、是非お読みください。本当に大切なことが沢山書いてあります。

すぐさま、その思い付いた手法でフォレックステスターを回しました。ワクワクした気持ちが止まりませんでした。今思い出してもニヤけてしまうほどです。
しかし、、、、やはり勝てなかったのです。自分としてはこの思いついた手法で絶対に勝てると(ある種本能的に)感じていたのですが、、現実は厳しかったのです。と、本来であればこれで諦めるところなのですが、今までずっと検証していたドル円から通貨ペアを変えることにしました。

本能的にこの手法で勝てると確信していた私は、同じ手法で他の通貨ペアでも検証することにしたのです。

すると、オージー円やニュージー円では勝てたのです。

検証ベースでは、結構勝ち越せました。本当に感動しました。ようやくスタートラインに立てたのだと、、ここに来るまで本当に長かったなと。FXで勝てる手法を体得したスタートラインに立てました。この時点で1年半以上掛かっていました。検証トレードでの成果も確認し、実戦トレードを始めるに至りました。もっとも実戦トレードに入ってからも伝えたい内容は盛り沢山なのですが、また機会があれば記事したいなと思います。

ここまでの記事を読むことで、手法をまだ開発出来ていない初心者の方が手法を作る時の参考になればと思います。

あくまで私の経験則になりますが、手法では「複数の根拠(優位性)を重ねる」ということが大切だと考えています。

イメージとしてはレジサポラインと反転しそうなローソク足の形を同時に満たした時にエントリーするというような感じです。つまり、よく言われているチャートパターンやローソク足の動き方等の複数の条件を同時に満たすポイントでエントリーする手法を探すということです。分かりにくいかもしれませんが、手法を考える時に頭の片隅にでも置いておいてください。

では、また次回。
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