FXは、事実と事実に基づく意見で成り立っていることをご存知でしょうか。
意識をしている人は少ないでしょう。
みなさんには、この違いについて考えてもらいたいのです。
FXにおける事実とは、例えばローソク足です。これはその通貨ペアが取引された事実を写したものです。その事実は疑いようもありません。誰にも同じものが見えているはずです。
では、意見とは何でしょうか。例えばニュースや経済評論家が話すような事柄がそれにあたります。
彼らは、チャートの動きが出た後で、後付け的に意見を述べます。あるいは、予測を事前に述べている人もいるかもしれません。しかし、それは過去のチャートの動き(もしくは、予測してもその結果まで責任を持たない言いっ放し)を元にして述べているだけです。意見とは、単に事実を元に述べているだけのものなのです。
どうでしょうか。事実と意見の違いが分かってきたでしょうか。
事実は誰が見ても同じ情報。意見は、発信する人、受けとる人によって解釈が変わるもの(変わる恐れが多い)であるということです。
FXでは、誰が見ても解釈が変わらない事実だけで取引すべきです。
ここで、解釈を少し拡大しましょう。
水平線は、事実と意見どちらのグループになるでしょうか。
答えは、事実です。なぜなら、水平線は見るもの誰もが意識されていると理解できる(しやすい)からです。正確に一致することは無いかもしれませんが、それでも線を引いて、効いているかどうかは事実として分析可能です。
では、トレンドラインはどうでしょうか。事実寄りの意見(人によって解釈が分かれやすい)といったところでしょうか。トレンドラインは引き方によっては解釈が異なるかもしれません。
では、パラメーターを自由に変更できる移動平均線はどうでしょうか。
あなたは、周りの人やネットの意見に振り回されてトレードをしていないでしょうか。
FXは意見では勝てません。事実のみを使うことで勝てるのです。
では、また次回。
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