コツコツドカンを防ぐためには
FXや株でコツコツドカンを経験した人は多いでしょう。これは、初心者に限った話だけでは無いと思います。
あなたは、コツコツドカンとなる原因を知っていますでしょうか。
それは、プロスペクト理論に代表されるような人としての特性が源にあるのかもしれませんが、私は専門的なことは分かりませんので、もう少しトレードに絞った見解を述べてみます。
私が考える「コツコツドカン」の大きな要因は、「手法を持っていない」もしくは「手法どおりにトレードをしていない」からだと考えています。手法とは、エントリーポイントとイグジットポイントをあらかじめ定めたルールです。
そのため、コツコツドカンになるような手法を持っていない限り(そんな人はいないと思いますが、、)、そもそもコツコツドカンはあり得ないのです。
つまり、手法を持っていない(従わない)から、その場限りの判断(本人にしたらもっともらしい理由付けはあるかもしれませんが)でトレードをしてしまい大きな損切りをしてしまう。これが、コツコツドカンが生まれる要因です。当たり前と言えば、当たり前かもしれません。
自分以外はすべて悪影響!
ニュースやブログの記事に従いルールとは違うトレードをしてしまうことがあなたにもあるはずです。
自分の手法以外の判断材料でトレードをすることは最悪です。
知人やブログ、雑誌や新聞等の媒体すべてが悪影響になると言っても過言ではありません。トレードでは全てのことを自分で判断することが大切なのです。
人間は弱い生き物であり、更にお金が絡めば判断力が鈍るのは当然です。
手法が確立されていない状況で、適切な判断をトレード中に行う(完全裁量)なんてのは自信過剰です。しかも、相手にしているのはトレード技術も資金も圧倒的に多くて強い投資家達なのです。
完全な裁量トレードは、手法を身につけて勝てる技術があっても難しいことだということを理解するべきです(手法を用いた半裁量には賛成です。)。
もちろん、チャートを並べて、完全裁量でトレードをしていれば、トレーダー感もあるし格好良いでしょう。それは分かります。しかしながら、勝ち続けるトレーダーは地味なのです。ビックトレードなんてのはいりません。
ファンドは時代の流れに乗ってビックトレードで稼いでいるかもしれません。それをひ弱な個人トレーダーが真似するのがおこがましいのです。個人トレーダーには個人トレーダーなりの戦い方があります。
コツコツドカンは、初心者だから起きるのではなく手法が無いからそうなるのだということを理解しましょう。初心者こそ「自分が守ることができる」手法の開発に励むべきなのです。
では、また次回。
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