FXの勉強が進んでくると「優位性」や「エッジ」という言葉を耳にする機会が増えてきます。「優位性」を手に入れればFXで勝てそうではあるけれど、「優位性」という単語を聞いてもイメージが湧きにくいという方が多いのではないでしょうか。今回の記事では、FXで勝つために必須の「優位性」について書いていきます。
目次



FXトレードで勝つには、「優位性」がある手法が必要となります。
FXで重要な「優位性」とは一体何でしょうか。
結論から言うと、「優位性」とは期待値がプラスであるということです。
例えば、ある手法(=売買ルール)を100回繰り返したら、60回は勝ち、40回は負ける可能性が高いということを、過去検証等から事前に把握できているということです。(ここでは分かりやすくリスクリワードを1:1としています。)
相場では同じことは二度と起きないと言われていますし、完全に同じ事象が繰り返し起こる可能性は著しく低いということに疑う余地はありません。過去上手くいった方法が未来でも通用するかは誰にも分かりません。
じゃあ、過去検証による統計データから有意義な情報が取得できないのでは?と言われると、それも違うと考えています。
FXをビジネスであると考えている私にとって、過去の統計(営業実績)を基に未来を予測(事業計画を立てる)する行為は、一般的なビジネスにおいても普遍的にかつ効果的に行われていることだからです。
つまり、全く同じことが繰り返されなくても、同じような事が起きる事象はそれなりにあると考えているからです。
身近な例で言えば、天気予報が近いかもしれません。過去の統計データから、比較的発生する確率が高い事象を予測するということです。FXでも同じようなイメージで戦っていくということになります。
何となく「優位性」のイメージが掴めましたでしょうか。ここで重要なポイントがあります。
それは、あなたは自分の手法の優位性を知っているのか?ということです。
実際、ほとんどの人が、自分の手法(売買ルール)の優位性があるかどうか分かっていないと思います。
ただ、初心者が自分で日頃使っている手法(売買ルール)に優位性があるかどうかを理解していないというのは当然のことなんです。なぜなら、優位性があるかどうかは自分で検証しないといけないからです。
優位性というのは、「インターネットでダブルボトムには優位性があると書いてあるから、実際にトレードで使ってみる」ということでは決して無いので注意してください。ダブルボトムに優位性があるという記事を読んだのであれば、その後、自分で実際に試し、過去の統計上でも利益が残ることが自ら実証できて始めて、優位性があると判断するわけです。



優位性がある手法というのは、ニュースや指標の影響を受けません。
ファンダメンタルズの影響を考え、ニュースが出るたびに、リスクが高まるから円高だ、リスク緩和の兆しが見えたから円安だ等々の予測している人が大勢いますが、相場では、そういう人は勝てません。
正確な表現をすれば、ファンダメンタルズだけで一時的に勝つことはあるかもしれませんが、数年単位で勝ち続けることは不可能だと思っています。
それは、手法を持って戦うトレーダーは過去検証する時に、検証時点のニュースをひとつひとつ検証材料として考慮せずに手法を組み上げているはずだからです。世界中に多岐に渡るニュースや各国の経済指標を考慮した過去検証を行うのは実質不可能ですからね。
正直な話、一つの優位性のある手法があれば、勝ち続けることは可能です。
誤解が無いように言いますと、勝ち続けるというのは勝率が100%であるという意味ではないです。勝ったり、負けたりしながら、1年間でのトータルで資金が増えているというようなイメージです。
優位性のある手法を見つけるためには、自分で探して、実戦を通して磨き、落とし込み、身に付けるしかありません。有料ソフトにはなりますが、FX用検証ソフトのフォレックステスターを使い、ローソク足だけでも勝てるぐらいにならなければリアルトレードで戦うには早すぎるというわけです。
私は、FXにおいてテクニカル指標もオシレーターも使いません。今では水平線すら使いません。(水平線の考え方は使いますが、実際に使わなくてもラインが見えます。)ローソク足のチャートしか表示してません。それでも、勝てます。長期間でのトータル成績では勝てます。
優位性のある手法とは、何度でも同じことを繰り返すことが可能な手法という意味です。同じチャートを見たら、同じところでエントリーして、同じところで利確or損切することができる売買ルールのことです。
私は、過去検証の結果、同じ手法を繰り返すことでトータルで勝てることが分かっているから、本番でも迷いなく手法を信じてトレードをすることができ、その結果勝てるのです。
手法を身に付け、勝てるようになってから、ブレないメンタルをどのように作り込んでいくのかという話になってきます。手法と同様に大切なものが、勝率と資金管理の考え方になります。






「優位性」を考えていくには、「資金管理」と「勝率」についても知る必要があります。
自分の手法に優位性があることだけでなく、100トレードしたら、何勝何敗になる見込みが高いのかという「手法の勝率」を事前に把握しておくことが重要になります。
例えば、ある手法を100回繰り返せば「利益」が残ることを過去検証から把握しているとします。でも、99回負けて1回の大利益で勝ちこす手法なのか、30回負けて70回で勝つことで利益を出す手法なのかという手法の勝率=特性でも変わってるということです。
勝率と手法を組み合わせて考えることにより、始めて1回のトレードでエントリーしても良い適正なロット数(ポジション数)が分かってくるということです。単純に資金の2%とか5%とか10%とかで決めてはいけないのです。
99回負ける手法であれば、少なくとも100回は取引できるロット(実際はリスクをもっと抑えないと駄目ですが。。)でないと、1回の勝ちを得る前に破産することになります。
残念ながら多くの人が、このような大切な検証をリアルトレード前に細かく実施しません。
儲かるか儲からないか分からないけど、とりあえずやってみるかという楽天的な感じでFXを始めてしまう人が多すぎるような気がしています。自分の使っている武器(手法)が有効かどうかも分からずに、相場というプロがひしめく戦場に突撃しているということです。それでは、勝てるはずが無いですよね。
優位性は自分にとってではなく、相場に対してです。この意味が理解できると勝てるようになる時期は近いはずです。
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